ここ10年強に亘り、世界の著名なビジネススクールは、ファミリービジネス企業における価値経営の「秘めたる強さ」に着眼したケース・スタディに熱心に取り組むようになりました。
 日本においてもいわゆるファミリー(即ち、創業者や創業精神)への求心力をもつ企業の強みが見直され始めているところです。一方、悪い意味においてファミリー色が強い企業の中で倫理欠如を厳しく糾弾されている例も顕在化してきました。功罪が問われるファミリービジネスではありますが、先進諸国におけるファミリービジネスの比率は90%超に及び、世界経済全体に大きなインパクトをもっていることは確かです。
 ウィル キャピタル マネジメント社は、世界のファミリービジネスのプラクティス研究を通して、倫理観の高い、強い経営能力DNAを継承する、価値革新型のファミリービジネスの再創生支援をするプロフェッショナルサービスを行っています。



 ファミリービジネスは、一企業体として一般公開企業と同様の課題を抱えているのに加えて、ファミリーが密接に関係することから生じる独自の課題に直面しています。ファミリービジネス独自の課題とは、ハーバード大学のデイビス教授が提示する3サイクルモデル即ち「事業」、「資産」、「ファミリー」の要素とそれらの関係でとらえることができます。
 ウィル キャピタル マネジメント社はそれらの複合的課題の中で、イッシュー・ダイナミクスの根源となる、「事業」イッシューの問題解決からアプローチすることを主眼としたコンサルティング活動を行っております。
 例えば、創業者の事業精神・哲学を受け継いでいくための組織体制の設計、持続性のある事業戦略の構築、外部視点からの経営監視(社外役員の派遣)、ファミリー株主によるガバナンスのためのファミリー・オフィスの設立支援、またファミリービジネスを育んだ地域・社会に貢献する仕組みの構築などのコンサルティング・サービスを提供しています。







 ファミリー・オフィスとは、欧米で発達した形態で、事業に成功した富裕資産家のファミリーが所有する事業や資産を積極的に経営・保全・運用し、現世代のリーダーシップ、役割分担や資産分配、未来世代への継承やその育成を行うことで、ファミリーの永続的な発展を目的として運営される、一種のプライベート組織体制を指します。
 米国においては古くはロックフェラー・ファミリー、新しくはマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏がファミリー・オフィスを設営していることで知られており、既に3000以上のファミリー・オフィスが存在していると言われております。
 ウィル キャピタル マネジメント社は、諸外国のファミリー・オフィスの事例研究や現地調査をもとに日本におけるファミリー・オフィス設立支援のパイオニアとしてコンサルティング・サービス活動をしています。ファミリー・オフィスの設立運営によって、永続性のあるファミリービジネス構築のための健全なコーポレートガバナンスの実現を目指します。
 ファミリー・オフィス・マネジメントのサービスでは、ファミリー・オフィス構築の事前診断、創業者精神や哲学・ビジョンの明文化、事業継承体制や仕組みのプランニング、ガバナンス体制の構築、事業資産のポートフォリオ・マネジメント、次世代の育成プログラム、ファミリー・イシューの解決、プロフェッショナル・サービス・チーム(会計士、弁護士、ビジネス・コンサルタント)の編成など、広範囲にわたるコンサルティング業務を提供しています。